2024/03/22
全身性エリテマトーデス(SLE)の項目でも書いたが、
アレルギーといえば1型アレルギーが一般的である。
1型アレルギーは次のような機序で引き起こされる。
まず抗原にさらされる。
そして抗原特異的IgE抗体が産生される。
そして肥満細胞上に定着する。
その後ふたたび抗原にさらされる。
そのとき肥満細胞上のIgE抗体に抗原が結合する。
そして肥満細胞からヒスタミンを主とする化学物質が放出されることで症状が出る。
症状の例としてはアレルギー性鼻炎や蕁麻疹、気管支喘息がある。