2024/03/22
自己免疫疾患のひとつである。
膠原病のひとつなので女性に多い。
慢性の多関節炎をきたす。
骨吸収が亢進している。
骨びらんや骨萎縮がみられる。
多関節の滑膜に炎症が起こる。
朝のこわばりが特徴である。
環軸関節亜脱臼が起こる。
脊椎病変で最も頻度が高いのが頸椎病変にあたる。
ボタン穴変形、スワンネック変形がある。
いずれもDIP関節、PIP関節が関与する。
DIP関節は手の指先に近い方の関節、
PIP関節は手の指先に2番目に近い方の関節のことをさす。
ボタン穴変形はDIP関節が過伸展、
PIP関節が屈曲している。
スワンネック変形はその逆にDIP関節が屈曲、
PIP関節が過伸展している。
ことばにするとわかりにくそうだが
写真で見ると分かりやすいので他の画像サイトなどで検索して見てみると良い。
抗体産生細胞のアポトーシス機能の低下が原因と考えられている。
抗CCP抗体、リウマトイド因子陽性である。
抗核抗体の染色パターンは均質型である。
治療にはTNF-α、IL-6を標的にした生物学的製剤を使う。
膝関節における人工関節置換術の施行例が多い。
これは他の関節ではいろいろと治療しにくいためである。
作業療法士が活躍するケースが多々ある。