2024/03/26
血清型の大部分はO157である。
汚染食品摂取後腹痛、下痢、発熱に見舞われる。
乏尿、意識障害、けいれんに見舞われることもある。
潜伏期は一般食中毒より長い。
75度1分間の加熱で死滅する。
不十分な加熱の生肉や野菜が
原因となる。
ベロ毒素により溶血性貧血、急性腎障害をきたす。
約10%に溶血性尿毒症症候群を合併する。
治療には抗菌薬を使うが止痢薬は禁忌である。
下痢改善後も2週間は合併症の発生に注意する必要がある。
病原性大腸菌は毒素原生大腸菌、
腸管出血性大腸菌、
組織侵入性大腸菌などに分類される。